解説
主人公の正体はお兄さんではなくお爺さん。
認知症が進行し、自分の年齢がまだ若いと思っている。
山田太郎は実の息子で、自分のことをわかってもらっていなくて少し困惑。
女は山田太郎の妻。つまり息子夫婦。
息子夫婦はおとうさんが認知症の症状がひどくなり徘徊しているのを見守っていたということになります。
認知症の症状がある人に対しては、他の健常者の方と同じように接してはいけないと言われています。
誰しも自分が認知症の症状があるなんて思ってないのです。
その人の尊厳を大事にしないといけないと言われています。
例えばもうご飯を食べ終わった後なのに
「ご飯まだかのー?」と言った場合。
もう食べたろ!?と怒るのは良くないです。
その人は食べた記憶が無くなっているのですから・・・
その場合、ご飯まだできていないの、もし我慢できなかったらこのお菓子食べてくださいね。
といった感じで上手くかわすといいかもしれませんね。
そういう意味か!!